わいやんの未経験IT挑戦ノート

不安だらけのキャリア迷子へ、未経験IT挑戦への第一歩

失敗しない選択ばかりしていた自分へ。働く場所を自分で選べる力が欲しかった。農業4年→未経験ITに挑む記録

農業をしていた25歳が未経験でITに挑む覚悟を決めた画像

農業からITへ。未経験からの挑戦。



「このまま、ここで一生働くんだろうか」

 

真夏のハウスの中。

息が詰まるほどの熱気と、止まらない汗。

 

視界が滲んでも、手は止められない。

 

その時、何度も頭をよぎったのが、この問いだった。

 

――俺の人生、これでいいのか。

 

これが、

失敗しない選択ばかりしてきた僕の原点だった。

農業しか知らなかった20代前半

 

高校卒業後、農業系の専門学校に2年間通い、

そのまま県内の農業法人に就職。

 

毎日、畑とハウスと倉庫を行き来する生活。

 

年間休日は80〜90日ほど。

天候に関係なく現場へ出て、

夏は炎天下、冬は凍える寒さの中で作業を続けた。

 

決してブラックな職場ではなかった。

むしろ人間関係は良好で、理不尽な叱責もほとんどない。

 

だからこそ、悩んだ。

 

「この環境を捨ててまで、外に出る意味はあるのか」

 

安定。

安全。

無難。

 

気づけば、失敗しない選択を積み重ねる生き方が、当たり前になっていた。

心の奥で消えなかった違和感

 

仕事には慣れ、頼られる場面も増えた。

それでも、心の奥にずっと小さな違和感が残っていた。

 

この働き方を、10年後も続けられるだろうか。

体力が落ちた時、自分には何が残るだろうか。

 

考えても答えは出なかった。

忙しさに流されるように、日々をやり過ごしていた。

 

そんな中、ふと「Webデザイン」という言葉を目にした。

 

正直、最初はそこまで興味があったわけじゃない。

 

ただ、

「ITスキルは、どの業界でも使える」

という言葉が、なぜか頭から離れなかった。

 

家に帰って、なんとなく調べた。

仕事内容、将来性、働き方。

 

気づけば、時間を忘れて画面を眺めていた。

 

もし、このスキルが身についたら。

•働く場所を選べる

•住む場所に縛られない

•体力だけに頼らず、長く働ける

 

今まで一度も現実的に考えたことのなかった未来が、

少しだけ、手の届く距離に感じられた。

「なんとなく」スクールに通っていた自分

 

その後、独学と並行してITスクールに通い始めた。

 

ただ、当時の目的は

転職ではなかった。

 

「今の会社で使えたらいいな」

「ちょっと面白そうだな」

 

その程度の軽い気持ち。

 

周りの人たちは、

明確に転職を見据え、必死に学んでいた。

 

その中で僕だけが、

“なんとなく”その場にいる人間だった。

 

当時は気づけなかった。

 

でも後になって、強烈に後悔する。

 

もっと早く、自分の将来と真剣に向き合っていれば、

違う道もあったかもしれない。

 

この後悔が、

僕の中でずっと燻り続けることになる。

未経験転職、現実は甘くなかった

 

勢いで、IT業界への転職を決意。

 

だが、現実は容赦なかった。

•資格なし

•実務経験なし

ポートフォリオも弱い

 

書類選考、ほぼ全滅。

 

「未経験でも、行動すれば何とかなる」

 

そう信じていた自分の考えが、

どれほど甘かったかを思い知らされた。

 

情けなかった。

 

「もっとちゃんと準備しておけば」

 

その言葉が、頭の中を何度も何度も巡った。

夜が、いちばん苦しかった

 

書類落ちが続いていた頃、

夜はいつも、自問自答の連続だった。

 

「この道を選んで、本当に良かったのか」

 

眠っているはずなのに、

朝起きても疲れが取れない。

 

頭の中は、不安でいっぱい。

 

テキストを開いても、

動画を見ても、

内容がまったく入ってこない。

 

頭も心も、限界だった。

 

「もう無理かもしれない」

 

そう思った瞬間は、数え切れない。

それでも踏みとどまれた理由

 

そんな中、ある夜、

友人から転職の報告を聞いた。

 

本気で努力し、

自分の進みたい道に進んだ話。

 

電話を切った後、

しばらく天井を見つめていた。

 

焦り。

羨ましさ。

悔しさ。

自己嫌悪。

 

その夜、ようやく自分と真正面から向き合った。

 

自分は、どうありたいのか。

何がしたいのか。

どんな人生を送りたいのか。

 

逃げずに考えた。

 

その時、はっきりと浮かんだ未来がある。

 

今やっていることが、

後になって「やりたいことじゃなくて、

やれることから逃げていただけだった」と気づく未来。

 

そして、

「あの時挑戦しておけばよかった」と後悔する人生。

 

それだけは、

どうしても避けたかった。

不安を抱えたまま、前に進むと決めた

 

派遣で働きながら、

本気でIT資格の勉強を始めた。

•ITパスポート

基本情報技術者試験

•情報セキュリティマネジメント

AWS CLF

MOS

 

すべて、働きながら取得。

 

仕事終わりに机に向かい、

休日もカフェや自宅でテキストを開く。

 

眠くて文字が頭に入らない日もあった。

専門用語が理解できず、心が折れそうになる日もあった。

 

それでも続けた。

 

不安が消えたからじゃない。

不安を抱えたままでも、前に進むと決めたから。

器用じゃない自分が、唯一持っていたもの

 

自分は、決して優秀な人間じゃない。

 

勉強が得意なわけでもない。

コミュニケーション能力も高くない。

要領も良くない。

 

だけど、ひとつだけ胸を張れるものがある。

 

継続力。

 

農業の現場で身についた忍耐力と、

「もう一歩だけ踏み出す癖」。

 

それだけで、ここまで来た。

失敗しない選択を、やめた

 

これまでの僕は、

ずっと失敗しない選択をしてきた。

 

でも、それは同時に、

挑戦しない選択でもあった。

 

過去の自分に、こう伝えたい。

 

できることの中から、

やりたいことを探さなくていい。

 

やりたいからこそ、

できるようになれ。

働く場所を、自分で選べる人生へ

 

このブログを始めた理由は、ただひとつ。

 

働く場所を自分で選べる力と、

不自由しない程度の収入を手に入れたい。

 

誰かに人生を委ねるのではなく、

自分で選び、自分で決められる状態になりたい。

 

そのために、学び続け、挑戦し続ける。

このブログで書いていくこと

 

このブログでは、

•未経験からIT業界を目指すリアル

•資格勉強の現実

•失敗と遠回り

•不安との向き合い方

•迷いながら進む過程

 

すべて、正直に記録していく。

 

成功談だけじゃない。

かっこいい話だけでもない。

 

今この瞬間も、もがいているリアルを、そのまま残す。

同じように迷っているあなたへ

 

もし今、

•将来が不安

•今の仕事を続けていいのかわからない

•変わりたいのに動けない

 

そんな気持ちを抱えているなら、伝えたい。

 

不安なまま進んでいい。

 

むしろ、不安がある人ほど、

慎重に考え、遠くまで行ける。

 

今は、小さな一歩でいい。

 

その積み重ねが、

やがて大きな差になる。

最後に

 

今の自分は、何者でもない。

 

ただ、

諦めずに進み続けている。

 

それだけで、十分だと思っている。

 

この記録が、

誰かの背中を、ほんの少しでも押せたなら。

 

それ以上、望むことはない。